Tokyo 4 Days
■2017年1月18日~19日
東京台場のホテルグランドニッコーにて、
日本総合教育研究所の新春経営者セミナーに参加。
そうそうたる講師陣による講演でテーマである「王道の経営」について学ぶ。
王道の経営とは、松下幸之助翁も仰っていますが
自社の価値を「仁徳」に高める経営であると理解しています。
お金を追わず、世のため人のために商いをする。
結果として人さまからの喜びを集め、その恩恵をいただける。
これこそ、目指すべき経営の在り方です。
どの講演も素晴らしい講演でしたが、
あえてあげるなら分科会の重道社長の報告が一番勇気をいただいた。
「行動こそ真実」
大きく共感する言葉です。
行動するには使命感の強さが大切であり、成したい世界観への強烈な思いがあればこそです。
経営理念が何故大切なのか。ミッションが何故必要かが改めて理解できる素晴らしい報告でした。とても勇気をいただきました。
H25年に約8か月間、共に学んだ仲間と旧交を温めました。
19日の夜は元リクメンバーが集まってくれ、こちらも旧交をあたためました。
大先輩も駆けつけてくれて、もう感謝感謝!
■20日~21日
この日は、元同僚の会社を表敬訪問!
一所懸命に「王道の経営」に取り組み、新宿で立派にSPプロモーションの会社を経営しています。今年横浜にも営業所を開設予定だとかで、益々発展するでしょう!
21日は、築地探索。
快晴で散策日和の東京を午後いちの飛行機の時間まで楽しもうと、東銀座のホテルからすぐの築地場外市場に出向きました。
学生時代から約9年東京に住んでおり、
新卒で入った企業も銀座が本社であったため、銀座界隈に土地勘はあります。
それでも、築地には一度も足を運んだことがなく、初築地にワクワク。
なにより、「年の瀬か!」とツッコミたくなるほどの人出で、
さすが”日本の台所”といわれるだけはあります。
異国の観光客も多く、お寿司屋さんなどの
飲食店、鮮魚店、乾物商店の呼び込みも中国語や英語交じりで、時世を感じましたね。
グルメ番組でも取り上げられる飲食店には長蛇の列。
あのすしざんまいも3店舗出店していましたが、こちらもすべて空席待ちの列。
こういう活気の良さを肌で感じると、こちらも元気になります。
財布のひもも緩むでしょう。良い気を貰いました。
因みに、40分並んで「きつねや」のホルモン丼(850円)をいただきましたが、
めちゃくちゃ旨い!もう一度食べたくなる味でした。
肉豆腐や牛丼もあり、機会があればあそこで一杯やりながら過ごしたいです。
ところで、世間では築地市場の豊洲への移転問題が話題になっていますね。
移転の理由は、施設の老朽化と大型トラックの搬入スペース不足などの
物流の問題だということですが、
築地市場よりもその周りで商売している前述の場外市場の商店には死活問題ですよね。
この部分は解決しているのでしょうか。
築地市場と場外市場の関係はすでに東京の商文化だと感じました。
だって80年ですよ。その歴史は大切にしないといけない
。2つで1つの築地は上野アメ横のような単体の商圏ではないから、
どちらかがなくなれば一緒に移転するしかないけど、
それはどう考えても無理でしょう。あれだけの店が一気に移転するの?
あの場外市場の古くてごちゃごちゃした風情と
銀座に近いという地の利が人を呼ぶのであって、
最新のショッピングモールのような場外市場が豊洲にできたところで、
現場の商売人が頑張れるのか、甚だ疑問です。
東京オリンピックも絡んで、
早々に議論がなされないままま「エイッ!」と進めてしまわないようにしてほしいし、
何よりも築地で生きてきた商売人の誇りや育まれてきた文化をよくわからない正論で
ぶち壊さないでほしい!とつくづく思います。