長野ベンチマークツアー 2DAYS
2015年(平成27年)、8か月間学びを共にした仲間との
恒例のベンチマークツアー第3弾は、信州松本~伊奈の旅。
今回は、
松本市のビルメンテナンス業を営む株式会社コンフォール様と
カフェ&ガーデンウエディング業を営むマンマ・ミーア様、
そして、「日本で一番大切にしたい会社」でも取り上げられた
伊那市の寒天製品製造企業、伊那食品工業様への訪問のため、
全国から14名の経営者・経営幹部が集まった。
信州は諏訪湖から浅間山、軽井沢、善光寺には訪れたことがあるが、
松本は初上陸。松江からは、名古屋から特急しなのに揺られて約7時間の道程。
1泊2日だと、30%は電車移動の時間となる。
出雲人なら地方の蕎麦も食さねばと、信州そばにも舌鼓。
出雲そばよりは色が白いのが特徴。とても美味。
この日は気温も髙く、天守まで上がると汗だく。なのにこの笑顔。
できる経営者たちはとにかく元気なのである。
松本市の株式会社コンフォール様での勉強会。
原社長には、ご出張をキャンセルしてまで
我々のために時間を割いていただき、
約1時間をかけてこれまでの取り組みについてご報告くださいました。
感謝力が高く、学ぶ社風を作り、
コアコンピタンスを商品開発に繋げ、
オンリーワン経営に向かわれ成果を上げ、
素晴らしい経営をされていらっしゃいます。
正に、経営革新企業です。
特筆すべきは、商品開発力。
特定事業に絞り込み、
徹底的に付加価値を盛り込んで差別化を図る。
価格ではない価値提案によって
ターゲット上客層を見事に取り込まれています。
絞り込むとは、
ただ単にやらない事を決めるだけでなく、
徹底的に絞り込んだ事業の価値を高める
努力をして商品開発していく事だと、
改めて学ばせていただきました。
とても参考になる内容でした。
当社のコアコンピタンスからの商品開発にも役立てたいと思います。
マンマミーア様では、
地元の野菜をふんだんに使用した
素晴らしいディナーをいただきながら、
全員でこれまでの経営実践報告をしました。
学ぶ仲間の経営報告にとても触発されました。
酒を交わしながらも、話の中身は経営談義。
フワフワした浮ついた仲間ではありません。
本当に素晴らしい仲間達です。
2日目、松本から伊那まで移動し、
伊那食品工業様を訪問。
丸山取締役様に約90分ご講演いただきました。
この会社には社風を通り越して、文化を感じました。
清掃が行き届き整備された広大なかんてんパパガーデンの素晴らしさ。
トイレに貼ってあるメッセージの意味。
レストランや売店のスタッフさんのホスピタリティ。
商品開発力。
社員旅行の目的。
人づくりへの信念。
年輪経営の体現を目の当たりにして、
心の中で一人ワクワクしていました。
何年かかるのか分かりませんが、
経営が人の幸せためにある、
と体現できる企業にしなければいけないと
意を新たにしました。
かんてんパパガーデンは社員さんによる毎日の清掃作業によって、
きれいに清掃整備され、訪れる人々に癒しを与えている。
トイレに貼ってあるメッセージ。
トイレ清掃は、社員さんたちが素手で便器を掃除。
次に使う人のことを考えている。
年で月日を考えることができる100年カレンダー。
この中に自分の寿命がある!そう思うと、一年一年を大切に悔いなく生きようと
考えられる。※売店で販売しています。
ガーデン内のレストランや売店は、平日にもかかわらず、観光客て盛況。
ソースヒレカツ丼はNo.1人気。ところてん入りの野菜スープがめちゃ旨い!
素晴らしい仲間と共に学んだ2日間は終わりますが、企業作りはまたまだこれから。
※伊那食品工業様 玄関前にて。
次回のベンチマークツアーまでにもっと成長した姿を報告できる様、
みんなで切磋琢磨していきましょう。