本日の修身教授録 一日一言 5月12日
5月12日 書物を撫でる
諸君、書物というものは、ただ撫でるだけでも良いのです。ちよっとでも開いて見ればさらによろしい。それだけでも功徳のあるものです。つまりそれだけその本に縁ができるからです。いわんや一ぺージでも読んだとししたら、それだけ楔を打ち込んだというわけです。【137】
~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より
「読書」について語られることの多い一週間でした。
それだけ本に触れなさい、読みなさい、ということですね。
本を読む時間が取れない、と読まない人は良く言い訳をされますが、読む人は読むことを寝食と同じように一日のルーティンにされているので、読めないなどということは日常あり得ない、ということです。
例えば、朝30分は必ず読書をする、という風に決めて実行するだけで、少なくとも月に1冊の読了に向かえます。
300ページの本なら、単純に一日10ページ程度。10分もかかりません。
そうやって、毎日書物に向かう習慣をつけていきましょう。