本日の修身教授録 一日一言 6月17日
6月17日 寡兵もって大敵に向かう
仕事の処理ということは、いわば寡兵をもって大敵に向かうようなものであって、一心を集中して、もって中央突破を試みるにも等しいのです。同時にまた広くは人生の秘訣も、結局これ以外にないとも言えましょう。実際あれこれと気が散って、自分がなさねばならぬ眼前の仕事を後回しにしているような人間は、仮に才子ではあるとしても、真に深く人生を生きる人とは言えないでしょう。【179】
~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より
どういう状況であっても、やらねばならない仕事をやりぬく。
或いは、大きな夢に向かって、現状の力を最大限に鍛え、蓄え、生かしながら突き進む。
テクニックというよりは、無骨でも覚悟と情熱で思いを貫こうと努力する。
こういう姿勢が大切だと解釈いたしました。