本日の修身教授録 一日一言 9月25日

9月25日 下坐を行ずる②

 

 

 世間がその人の真価を認めず、よってその位置がその人の真価よりはるかに低くても、それをもって、かえって自己を磨く最適の場所と心得て、不平不満の色を人に示さず、わが仕事に精進するのであります。これを「下座を行ずる」というわけです。【417】

~「修身教授録 一日一言 森信三=著」より~

 

 

 

下座に行じている状態=(どんな仕事でも)自己を磨く最適な仕事であると没頭

 

一つの仕事もおろそかにしない、という信条ですね。

 

確かに、この信条で最終的なトップの仕事に就けたなら、すべての業務の大切さを理解でき、そこに携わる人々へ厳しくも温かい気持ちで接することができます。

 

上に立つ者の心得として、真剣に向き合ったときの、それぞれの仕事の辛さ、楽しさ、大切さを知っておくことが求められますね。