本日の修身教授録 一日一言 9月13日
9月13日 仕事の心がけ③ 先後の順序
次に大切なことは、同じく大事な事柄の中でも、大体何から片付けるかという前後の順序を明弁するということです。この前後の順序を誤ると、仕事の処理はその円滑が妨げられることになります。そしてこの前後の順序を決めるには、実に文字通り明弁を要するのであります。理論を考える上も、明弁ということが言えないわけではありませんが、しかし現実の実務における先後の順序を明らかにするに至って、文字通り明弁の知を要すると思うのです。【177】
~「修身教授録 一日一言 森信三=著」より~
個人で仕事をするに至っても、仕事の順序を決めるのは大切なのに、ましてや組織で行っていくには尚の事。
何故なら、人によって関心の度合いが違うから、自由にやらせるとバラバラになる。
組織の場合、関心の度合いを合わせるためにも、方向性を示し何故その方向なのかを理解してもらうよう言葉を尽くすことが肝要です。
その理解なしには、目指す成果を効率よく成し遂げることはできません。
理解があれば、議論が生まれ仕事の先後も合意のもと進められます。
このスタイルが基本ですね。