本日の修身教授録 一日一言 9月12日

9月12日 仕事の心がけ② 本末軽重

 

 

 次に大切なことは、このような自覚に立って、仕事の本末軽重をよく考えて、それによって事をする順序次第を立てるということです。すなわち一般的には大切なことを先にして、比較的軽いものを後回しにするということです。
 時には、軽いものは思い切って捨て去る場合もないとは言えないでしょう。捨て去る場合には、断乎として切って捨てるということが大切です。これ畢竟するに私欲を断つの道でもあるからです。同時に、このような私欲切断の英断が下せなければ、仕事はなかなか捗らぬものですご【177】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三=著」より~

 

 

 

そもそも、軽い業務(経営者がやらなくてもいい仕事)に時間を取られすぎている(それを部下に回せる仕組みがない)ことが、気忙しさの大きな原因。

 

本来の仕事に十分な時間を遣えるようになるためには、自分の仕事を棚卸してルーティンな仕事は周りに振って身軽になることから始めなければいけませんね。

 

忙しさの質を変えるには、自分でやらないことを決めることです。