本日の修身教授録 一日一言 8月26日
8月26日 八のことに十の力で当たる
かくして真面目ということは、いわゆる無力な人間のお目出たさではなくて、最も男性的本格的な全力生活だということが分かりましょう。したがってこれを実行上の工夫から申せば、八つのことをするにも、常に十の力をもってこれに当たるということです。また十のことをやらねばならぬ場合には、正に十二の力をもってこれに当たるということです。【473】
~「修身教授録 一日一言 森信三=著」より~
真面目(しんめんぼく)=真価
これを発揮するということは、全力の2割増しで臨んだ状態。
「120%頑張ります!」
最大限の力で臨むことの例えは、昔から言われていたことなんですね。
自分の限界からもうひと搾り!が大体20%アップ。
とても絶妙な配分ですが、一体どのくらいなのかはもちろん計れません。
余力なくもうこれ以上できない、やり切った!と思えたときが120%という表現になるのだと解釈。
終えてみて、まだ余力がある、頑張れたな、と胸に手を当てたら返ってくるようでは120%ではないということですね。
そう考えてみると、まだ真面目を発揮できていないことが日々多いと感じる今日この頃です。