本日の修身教授録 一日一言 8月25日

8月25日 真の面目を発揮する

 

 

今この真面目という字を、真という字の次に、「の」の字を一つ加えてみたらどんなものでしょう。そうしますと、言うまでもなく「真の面目」と読まねばならぬことになります。ところがこうなると、一つの新たなる展開となりましょう。すなわち真面目ということの真の意味は、自分の「真の面目」を発揮するということなんです。【472】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三=著」より~

 

 

 

面目とは、世間や周囲に対する体面、外に表れている様子とあります。

 

自身の体面や様子に真(まこと)を尽くす、発揮する。

 

その心持がその人の真価となっていくわけですね。

 

真面目(しんめんぼく)と読むことで、解釈の幅は広がる。

 

実に勉強になります。