本日の修身教授録 一日一言 7月21日

7月21日 階段を登る工夫① さらさらと

 

 

 諸君は階段を登とき、まるで廊下でも歩くように、さらさらと登る工夫をしてごらんなさい。というのも人間の生命力の強さは、ある意味ではそうしたことによっても養われると言えるからです。
 階段の途中に差しかかって、急に速度がにぶるようでは、それはその人が、心身ともにまだ生命力の弱い証拠と言ってもよいでしょう。と申すのも、この場合階段というものが、やがてまた人生の逆境にも通ずると言えるからです。【502】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三=著」より~

 

 

逆境をものともせず、さらさらと突き進む。

 

狼狽えず、逞しく。

 

泰然自若とも言えますが、このような精神であったり生命力を養うには、小さいことでも意志を貫こうと努力することであったり、感情をコントロール(良い意味で爆発させない)することだったり、そのための勉強をすることだったり、日ごろから心がけ、実践することで鍛えられると思う。

 

ぶつかってくじけても、反省し勉強して何度もトライする。

 

そうやって小さな成功体験を積み重ねていくことが生命力の源となっていくのだと解釈いたしました。

 

狼狽えず、逞しく。

 

まだまだ、葛藤の連続で右往左往している自分が見えます。