本日の修身教授録 一日一言 7月11日

7月11日 失敗を最善に生かす

 

 

すべての偉人というものは、後悔しないもののようであります。現に宮本武蔵なども、その「五輪之書」において「われ事において後悔せず」と言っているのです。そこで、諸君らも一つ、後悔しないような人間になって戴きたいものです。それはいかなる失敗も、必ずやこれを最善に生かすという心がけが大切でしょう。失敗を成功以上に生かす人間こそ、真に畏るべき人間であります。【162】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三=著」より~

 

 

 

後悔には2つの後悔がある。

 

一つは、「した後悔」。

 

もう一つは、「しなかった後悔」。

 

「した後悔」は、それで終われば失敗で終わる事になるが、そこから学びそれを生かすよう改善し挑戦すれば、大きな成功と成長につながる。

 

片や、「しなかった後悔」は何も変化を生まず、それは後退を意味します。

 

偉人のレベルは「後悔しない」ものだと翁は述べていらっしゃいますが、より良くするために我々はまず、「する」という選択をし実践する事が成長の起点となる事を肝に銘じたい。

 

 

後悔先に立たず。

 

だから、後悔を引きづらず、そこから学んで、さらに考えて、また挑戦。