本日の修身教授録 一日一言 5月30日
5月30日 一道をひらく
一道をひらくということは、それによって自分自身が救われると共に、さらに後に来る同じ道をたどる人々に対して、その行く手を照らすという意味がなければならぬと思うのです。
すなわち我々人間は、真に自己の生活に徹して生きた時、一人自分がその職責を全うし得るのみならず、さらに同じ職域にいる他の人々に対しても、何らかの意味で、お役に立つことができるのであります。【116】
~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より
一道をひらく人物というのは、自分自身の信念に基づき真っすぐに突き進んでいかれます。
その行動が後進にとっての道標となるには、その信念を全うしていくこと以外にありません。
経営者が掲げた理念やビジョンの追及にも、成し遂げる!という強い信念と行動なしには、社員さんにとっての道標とはならない。
自身の言動がどうであるか。
日々、自問。