本日の修身教授録 一日一言 5月29日
5月29日 日本人としての最高の生き方
そもそも日本人としての最高の生き方は、結局は自分のこの肉体が解体してからもなお国家社会のために、何らかの意味で貢献し得るような生き方をするということでしょう。すなわちこの肉体が消え失せた後にも、なおその人がその生前においてなした事柄が、多くの人々の心を動かして、国家社会のために尽くさすようなカを持つと言うことでしょう。【258】
~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より
人間としての本当の喜びは、周りの幸せに寄与出来ていることを実感した時に感じるものですが、生きているうちに感じることができる程度では、それほど大きな喜びの寄与とは言えないのかもしれません。
それでも、周りの幸せを願いその一助になろうと行動することが清々しいのであって、小さな行動でもその思いで積み重ねていくことが、社会をよくしていくのだろうとこの節を読んで感じた結論です。