本日の修身教授録 一日一言 5月20日

5月20日 生命力の弱さがもたらすもの

 

 

 人問が嘘をつくというのは、生命力が弱いからでしょう。勤勉でないというのも、生命力の弱さからです。また人を愛することができないというのも、結局は生命力の弱さからです。怒るというのは、もちろん自己を制することのできない弱さからです。沢庵石は重いからこそよいので、軽くては沢庵石にはなりません。自己を制することができないというのも、畢竟するに生命力の弱さからです。【487】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より

 

 

 

時代時代において、人間が生きていく上で対応を迫られる様々な事柄は変化していく。

 

生き抜くことは、厳しいことの繰り返しと言える。

 

その厳しさを幾度も乗り越えながら、よりよく生きようと努力することで磨かれ、その力が強くなっていく。

 

嘘、勉強しない、愛さない(愛せない)、怒る(自制できない)などの自己表現がでるということは、まだまだより良く生き抜くための努力が不足している状態ということ。

 

生命力を強くする修行はこれからも続きます。