本日の修身教授録 一日一言 4月7日
松江城付近の桜は満開です。
昨日もたくさんの花見客の方がラボにもお越しくださいました。
今日の日曜日もきっと賑わうでしょう。
今日も一日新しい出会いに感謝し仕事します!
4月7日 立志をもって根本とする①
私は、人生の真の出発は、志を立てることによって始まると考えるものです。古来、真の学問は、立志をもってその根本とすと言われているのも、まったくこの故でしよう。人問はいかに生きるべきであるか、人生をいかに生き貫くべきであるかという一般的真理を、自分自身の上に落として来て、この二度とない人生を、いかに生きるかという根本目標を打ち立てることによって、初めて私達の真の人生は始まると思うのです。【291】
~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より
若い時は、言わば「最終目標」を探す旅をしているのであって、本当の旅の始まりは、その「最終目標」が決まってから始まる。そのように解釈いたしました。
「若い時はいろんなことにチャレンジせよ!」と最終目標を探すための発破をかけたりします。
それは、数をチャレンジせよということよりも、ある一定期間しっかり一つの事に打ち込んでそこから得られた気付きや学びを最終目標へのきっかけにせよ、ということだと思います。
私も若いころはそのように言われ、いろんなことにチャレンジしどっちつかず(物事が分る前に次の新しいことをはじめてしまう)で、遠回りしてきたと感じます。
いろんなこと、とは数ではなく、世の中にある様々な仕事という意味で、その中から選択したものを取り敢えず10年しっかり打ち込む、くらいのチャレンジでないと物事は分からないし、かけた年月のスキル(財産)も上がってこない。
これからの若い人には、そう教えたいと思います。