本日の修身教授録 一日一言 4月30日

本日平成31年4月30日をもって平成が幕を下ろします。

 

思い起こせば、平成元年は私が社会人としてのスタートを切った年でした。

 

たくさんの方々と出会い、学び、気づきをいただいた31年間でした。

 

新元号の令和も同じようにたくさんの方々との出会い、学び、気づきをいただけるよう行動実践して参ります。

 

 

 

4月30日 親切を受ける

 

 

 人の親切に対しては、いい気になって甘えたりして、もたれてもいけないが、さりとてむげにこれを退けるのも本当ではない。そこで人様の親切は、ありがたくお受けするということが大切でしょう。ところが、このお受けするということは、自己が確立していないとなかなかできないことです。【388】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より

 

 

 

これは、”恩送り”ということが肌身に染みていて、実際に行動できるかどうかだと解釈いたしました。

 

人から受けた恩を、どう返すのか。

 

親から受けた恩は、自分の子へ。

 

先輩から受けた恩は、自分の後輩へ。

 

その人のみならず、次の方々へ送る。

 

そして、

 

地域から受けた恩は、自分が住まわせていただいているその地域へ。

 

常に、その対象を次のところに変えて送る。

 

この姿勢が自己の確立と言えるのではないでしょうか。