本日の修身教授録 一日一言 4月3日
4月3日 天命を受け入れる①
私の考えによりますと、我々人間と言うものは、すべて自分に対して必然的に与えられた事柄については、そこに好悪の感情を交えないで、素直にこれを受け入れるところに、心の根本態度が確立すると思うのであります。否、我々は、かく自己に対して必然的に与えられた事柄については、ひとり好悪の感情をもって対しないのみか、さらに一歩をすすめて、これを「天命」として謹んでお受けするということが大切だと思うのです。同時に、かくして初めてわれわれは、真に絶対的態度に立つことができると思うのです。【12】
~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より
「自分」と「自己」とを使い分けているところが、妙でありますが・・・。
今、目前にあるコトを素直に受け入れ、「よし!取り組もう!」と肚を決めることから、人間的成長が始まる。
楽しいことも、辛いことも、すべて受け入れ耐える心もそのような決断から生まれてくるのだと解釈いたしました。