本日の修身教授録 一日一言 4月12日

4月11日 その場かぎりの感激

 

 

 いかに立派な教えを聞いても、「ハハアなるほど」とその場では思っても、それが単にその場限りの感激に終わって、一度教場を出ればたちまち元の木阿弥に返ってしまうようでは、何年学校に行ったところで、ただ卒業という形式的な資格を得るだけで、自分の人格内容というものは、一向増さないわけです。 【400】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より

 

 

 

研修など、学びと称していそいそと出かけ、

 

「いい話を聞かせてもらった。学ばせていただいた」

 

としたり顔をしていても、その学びを実践として活かせていないなら、それは参加することが目的になってしまっているに過ぎない。

 

何か一つでも実践するために持ち帰ろうとする貪欲さを常に持ちながら臨む。

 

普段から、自分の行動が生産的になっていることが求められます。