本日の修身教授録 一日一言 4月10日
4月10日 真の志②
書物を読んで感心したり、また人から話を聞いて、その時だけ感激しても、しばらくたつとケロリと忘れ去るようでは未だもって真の志というわけにはいかないのです。 【296】
~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より
受け入れたものが血肉になる、或いはなっていると感じるときがあります。
うまく言えませんが、心からそうなりたいと願っている事に突き進んでいる時は感じなかったことが、時が経って今の状態を鑑みた時に明らかに成長を感じることができる。
何事も意識して取り組んでいくことでしか成果は生まれない。
忘れるということは、それだけまだその意識になっていないという心の表れ。
当然、志という高い域には達するわけがないのであります。