本日の修身教授録 一日一言 3月5日
3月5日 人となる道を明らかにする
われわれは、一体何のために学問修養をすることが必要かというに、これを一ロで言えば、結局は「人となる道」、すなわち人間になる道を明らかにするためであり、さらに具体的に言えば、「日本国民としての道」を明らかに把握するためだとも言えましょう。またこれを自分という側から申せば、自分が天からうけた本性を、十分に実現する途を見出すためだとも言えましよう。【56】
~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より
我が国に何ができるか。
こういう視点で物事を考えている人は、特に日本人は少ないように思います。
どちらかと言えば、国が何をしてくれるか、という観点。
ひいては、
地域が何をしてくれるか。
会社が何をしてくれるか。
学校が何をしてくれるか。
そして、目の前にいる大切な人にも
何をしてくれるの?
と依存している。
人となる道は、
私が何ができるか、
を自身に問い続け、実践できるか、という道だと思う。