本日の修身教授録 一日一言 3月28日
3月28日 「約束ごと」を守る
社会的秩序の上における上下の関係というものは、いわば世の中の「約束ごと」とも言うべきものでありますから、これを履み外すということは、同時にそのまま、世の中そのものから履み外して、社会の落伍者となる外ないのです。 【216】
~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より
ここでいう世の中の約束事とは、礼儀をわきまえよ、ということであると解釈いたしました。
秩序とは約束事の上に成り立っていますが、その約束事そのものをきちんと教え理解させる機会が少なくなって、個人主観による多様な約束事によって本来の秩序が保てなくなっていくような危惧を覚えます。
美しく崇高な日本人としての約束事を、今一度学び直すことが大切だと感じます。そこに健全な価値観は宿ると思います。