本日の修身教授録 一日一言 3月21日
3月21日 偉人は自らを凡夫と知る
真に偉大な人格というものは、決して自分自身を、偉大であるなどとは思わないでしょう。何となれば、現在自分のなめている苦しみを、単に自分一人だけのものとは思わず、世の多くの人々が、自分と同様にこのような苦しみをなめていることを深く知っているからです。すなわち真に偉大な人というものは、つねに自分もまた人生の苦悩の大海の裡に浮沈している、凡夫人の一人にすぎないという自覚に立っているのです。【367】
~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より
人はそれぞれの苦難、逆境を経験しながら今を生きています。
沢山の素晴らしい経営者の話を聞いていて、いつも思うことです。
人生は艱難辛苦を乗り越えていくこと。
乗り越える原動力には、必ず”人”が関わっています。
人の思いに触れ、気付かされ、導かれる。
その経験が謙虚さ生む。