本日の修身教授録 一日一言 2月7日
2月7日 一人の求道者として
もし教師にして、真に限りなく自らの道を求めて巳(や)まないならば、自分もまた生徒たちと共に歩んでいる、一人の求道者にすぎないという自覚が生ずるはすであります。すなわち求道者たる点では、自分と生徒たちとの問に、何らの区別もないというわけ.です。・・・・・・
この根本態度の確立している者にして、初めて真の教育者であり、古今の偉大なる教育家は、他の点はいかにもあれ、少なくともこの根本の一点においては、みなその軌(き)を一つにしていると言ってよいでしよう。【131】
~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より
この一節、”教師”を”経営者(リーダー)”に、”生徒”を”社員”に置き換えて読んでみるとどうでしょう。
”求める自らの道”は、経営理念であり使命と置き換えると、われわれの立場でもしっかりと肚に落ちます。
経営者(リーダー)が経営理念や使命を心から願い求め、社員と共に学び共に歩む。
この点では”同志”ということ。
こういう組織にしなければいけません。