本日の修身教授録 一日一言 2月6日

2月6日 人を植える道

 

 

教育ということは、これを言い換えると「人を植える道」と言うこともできましょう。すなわち一人の人間を真に教育するということは、例えば一本、一本木を植えるようなものであって、たとえ植えた当の本人たる教師自身は亡くなっても、もしその木が真に生えついていたならば、木はどこまでもその生長をやめないでしょう。【123】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より

 

 

 

どんな植物もどんな土壌に植えられるかによって成長が違うのと同様に、人間もどんな根を張るかは、その教育次第。

 

しっかりとした太い根を教育によって張ると、どんな環境の変化にも倒れず、腐らず真っすぐ成長していく。

 

言い換えれば、教育によってどんな人間もできてしまうという怖い側面もあります。

 

企業に言い換えれば、人財育成(教育)次第で残るのは、借金なのか、お金なのか、名誉なのか、人なのか、です。