本日の修身教授録 一日一言 2月3日
2月3日 伝記のすすめ
偉人の書物を操り返して読むということは、ちょうど井戸水を、繰り返し繰り返し、汲み上げるにも似ていると言えましょう。ところがどうも現在の学校教育では、学問の根本眼目が、力強く示されていない嫌いがあるのです。それ故幾年どころか、十幾年という永い問学校教育を受けても、人間に真の力強さが出て来ないのです。
~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より
学問の根本眼目とは何か。
これはやはり「どう生きるか」を定める、明らかにする、ということではないかと。
そしてその生き方が、世のため人のために向かうようになること。
修身教授録で貫かれている教えは、すべて立志実践。
そのための伝記のすすめであると解釈いたしました。
小さいころ、こんな思いを諭されていたら。
・・・これまた、原因他人論になってしまった。反省。。。