本日の修身教授録 一日一言 12月26日

12月26日 一生を真実に生きる

 

 

 世の中が正直だということは、この一生を真実に生きてみたら、おのずと分かることだと思います。それが正直と思えないというのは、結局そこに自分の自惚れ根性がひそんでいるせいです。同時にこの点がほんとうに分かると、人間も迷いがなくなりましょう。【451】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より

 

 

 

結局のところ、自利なのか利他なのか、ということでしょうか。

 

心の中に見返りなどの一点の自利の思いがない状態は、きっと迷いのない状態であろうと推察できます。

 

雄弁に理念やビジョンを語っても、利他の精神を隠れ蓑に自利の思いが最終目的として見え隠れするうちは、真実に生きてはいない。

 

真実に生きたら、儲けるではなく”儲かる”。

 

その利益は周りが幸せになるための原資に、そして未来投資資金へ。

 

そうなる仕組みづくりこそ経営です。