本日の修身教授録 一日一言 12月17日

12月17日 人を知る

 

 

 われわれ凡人には、いかに優れた方でも、まず十年くらい私淑しないことには、その方の真のお偉さを知ることはできないようです。その人を真に知るとは、その方の現在わが国における位置を知るのみならず、さらに一歩すすめて、その方の歴史的位置を知ることです。ここまで来なければ、真にその人を知ったとは言えないでしょう。【142】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より

 

 

 

到底私淑とまではいきませんが、書物や映画、ドラマ等でその人物の生き様を知り、その思いに触れる機会はあります。

 

それは歴史上の人物しかり、名経営者しかり。

 

昨夜の「西郷どん」も1年間の私淑とはいえ、新しい時代を切り拓こうとする漢たちの思い、覚悟、情に触れ、イノベーションを起こす上で人としてどう生きるべきかを考えさせられました。

 

国を豊かにする。目指す目的は一緒なのに。

 

どの道も険しいが、自分の信じる道を歩む。

 

振り返った時、どれだけの人がついてきているのかは、その一点であるように思います。