本日の修身教授録 一日一言 11月12日

11月12日 誠に至る道

 

 

 誠に至るのは、何よりもまず自分の仕事に全力を挙げて打ちこむということです。すなわち全身心を捧げて、それに投入する以外にはないでしょう。かくして誠とは、畢竟するに「己を尽くす」という一言に極まれるともいえるわけです。
 すなわち後にすこしの余力も残さず、ひたすらに自己の一切を投げ出すということでしょう。【252】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より

 

 

 

この境地に立てるには、どういう人生を送ったかを振り返り、「後悔がない人生だった」と思えるかどうかでしょうか。

 

言わば、「やり切ったと言える人生」。

 

それが、己を尽くすこと。

 

そう考えると、まだまだ人生道半ばです。