本日の修身教授録 一日一言 10月6日
10月6日 三十年を生き抜く
道元禅師は「某は座禅を三十年あまりしたにすぎない」と言うておられますが、これは考えてみれば、実に大した言葉だと思うのです。本当に人生を生き抜くこと三十年に及ぶということは、人間として実に大したことと言ってよいのです。そこで諸君たちも、この二度とない人生を、真に人生の意義に徹して生きるということになると、その正味は一応まず、三十年そこそこと考えてよいかと思うのです。【343】
~「修身教授録 一日一言 森信三=著」より~
何か一つの事が分るのに、それに魂を注ぎ込んで凡そ三十年かかると解釈いたしました。
27歳で家業を継ぎましたので後5年。
でも、事業に対して勉強し始めてから12年なので後18年。
経営者としてはまだ6年なので後24年
三十年と言ってもスタートの切り口がいろいろあるので、それぞれの到達点はまだまだ先。
人としてはこれからです。