本日の修身教授録 一日一言 10月13日

10月13日 対話の心得

 

 

 対話の際の心得ですが、それには、なるべく相手の人に話さすようにする。さらに進んで相手の話を聞こうとするする態度が、対話の心がけの根本と言ってよいでしょう。
 つまり、なるべく聞き役に回るということです。もちろん、全然喋らないというのも面白くありませんが、しかし、自分は主として聞き役に回って、相手に何ら不快の感じをさせないというのが、対話としては上乗なるものでしょう。【198】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三=著」より

 

 

 

傾聴することの大切さはよく理解できていますが、自分が常にその姿勢で臨んでいるかと言えばそうではない。

 

そのくらい、聞き役に回るのは難しい。

 

相槌のつもりがつい口を挟み、気がつけば独演会、みたいなことがあり、反省することもしばしば。

 

大切なのは、「相手に何ら不快の感じをさせない」という部分。

 

対話の心構えを今一度肝に銘じます。