本日の修身教授録 一日一言 1月16日

1月16日 道を開くのは自分

 

 

真に自分の道を開くものは、自己自身でなくてはならぬということを、今日から深く覚悟しなくてはならぬと思うのです。道を歩むにはどこまでもわが足をもって自から歩む外ないように、いゃしくも人間たる以上、自分の道は常に自己一人のカによって開かなければならぬのです。【282】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より

 

 

 

自立とは何か,答えられるでしょうか。

 

読んで字のごとく自ら立つと書きますが、この”立つ”は自分の人生を生きる、という意味だと解釈できます。

 

なので、何でも一人でできるようになったことを指すのとは違いますね。

 

自ら考え、自らの人生を決め、自らの人生を歩み、その歩みに対し全責任が取れることが真の自立。

 

その力を蓄えることは周りの協力や援助が必要ですが、ある時からはまだ未熟であってもその蓄えた力をもって自らの足で歩まねばなりません。

 

その覚悟が決まって一歩踏み出した時から自立への道が始まる。

 

自分が自立したと感じたのは、結婚し、親になったときです。

 

自分一人では覚悟をもって人生を歩めなかったかもしれないと、妻と子供たちには感謝しています。

 

そして社員さんです。

 

この人たちを幸せにするという覚悟。

 

時間はかかりましたが、ここに至れたことも大きかったです。