指導者の三六五日 7月28日 商売は本当は楽なもの
指導者の三六五日 7月28日 商売は本当は楽なもの
「木野君、商売は楽なものか、しんどいものか」
と、ある時、いきなり質問されました。
とまどっている私に、
「商売は楽なものやで」
と優しく教えてくれました。
好況の時、どうしたかが、不況の時に生きてくるのです。
希望を失わないでやっていると、自然と知恵も出てきます。
精神が集中して、そこにいろいろな福音が生まれてくるのです。
商売は真剣に取り組めば本当に楽しいものです。
~「松下幸之助に学ぶ 指導者の三六五日 木野親之著」より~
売上や名声のような私利を追いかけているときは正直「しんどい」と思っていました。
自分だけが嬉しかったり、辛かったりというのは何とも味気ないし、やりがいが湧かないものです。
目指すものが他利に向かわなければ、心からの幸せは湧いてこない。
そして自分が幸せでないなら誰も幸せにはできない。
そんな思いで商売に取り組んでいくと楽しくなり、きっと目に見えないいろんな力が導いてくれるのではないか。
好循環が生まれる背景には、そんな思考があると思います。
それでは皆様、今日も良い一日を!