指導者の三六五日 6月5日 声なき声に耳を傾ける努力が必要
6月5日 声なき声に耳を傾ける努力が必要
幸之助は、私が再建会社の代表になった時に注意すべきこととして、次のように話してくれました。
「最高責任者には、本当のことを言ってくれる社員は少ない。それだけに、声なき声に耳を傾ける努力が必要だ」
と、
「声なき声を聞くために、耳が二つある。見えない物をみるために目も二つある。口は一つなのは、指導者には二言あってはならないということなのだ」
と、厳しく教えてくれました。
~「松下幸之助に学ぶ 指導者の三六五日 木野親之著」より~
大企業でも、中小企業でも、そこに働く社員さん、従業員さんがいる限りその方々の幸せを考えなければならない。
単に、待遇面だけでなく、働くことが楽しい、会社が楽しいと思わせる環境づくりが必要ですね。
人の幸せは、お金がすべてではない。
どれだけ自分が必要とされているか、どれだけ人の役に立ち、感謝されているか。
そのことを日々感じるような環境であれば、やりがいをもって事にあたってくれると思います。
経営者、リーダーは、そこに腐心すべきだと思います。
それでは皆様、今日も良い一日を!