指導者の三六五日 4月11日 利益は汗と油の産物
指導者の三六五日 4月11日 利益は汗と油の産物
「君な、利益が出ないのは汗のかき方が足らんのとちがうか」。
幸之助は社会的使命や人間主役の経営を主張すると同時に、その結果としての利益が出ないのは何らかの問題があると考えていました。
因縁生起と言いますが、結果には必ず原因と縁があるのです。
社会の要請に応え切れていない、当時の私の努力不足を指摘し、利益は汗と油の産物だと教えたかったのです。
~「松下幸之助に学ぶ 指導者の三六五日 木野親之著」より~
ほどほどだから、利益もほどほど。
それを、
「これでいいか」
と妥協している。
成果が出ないことに悶々とする前にこれで良かったのか、もっとやりようはなかったか、どうしたらもっと喜んでもらえるか、そう考えて日々努力する。
改善の頭・手を常に動かしていくことで支持が広がり、結果として利益が生み出されることを肝に銘じなければなりません。
それでは皆様、今日も良い一日を!