指導者の三六五日 12月27日 君の身柄は私が預かる
指導者の三六五日 12月27日 君の身柄は私が預かる
幸之助とのご縁は、PHP運動でした。
私は当時大学生(21歳)でしたが、中退してこの運動に没頭したいと思い、熱心に頼み込んだのです。
幸之助が一番苦しい時でしたが、本当の国民精神復興活動であると共感したからです。
昭和23年の秋のことです。
「君の身柄を私が預かる」
と言われました。
幸之助はどんな「縁」でも大切にした人でした。
~「松下幸之助に学ぶ 指導者の三六五日 木野親之著」より~
上に立つ者の気構えですね。
志を唱え、同じくする者に対し全身全霊で寄り添うことはもちろん、仮にそうでなくても何かのきっかけにすら”多生の縁”を感じ大切にする。
そんな心の持ち様が徳を積む人間の姿勢ではないかと解釈いたしました。
それでは皆様、今日も良い一日を!