指導者の三六五日 12月26日 人の話をよく聞け
指導者の三六五日 12月26日 人の話をよく聞け
幸之助は人の話をじっくり聞く人でした。
「君な、人の話を聞くときは、相手の本当に言いたいことを聞くんやで。自分の考えを挟んだらあかん。素直に相手の立場になるんや」
幸之助によく言われました。
道元禅師は、
「耳で聞くな、目で見るな、体全身で聞き、身と心で見ること」
の大切さを説いています。
幸之助の偉大さを痛感しています。
~「松下幸之助に学ぶ 指導者の三六五日 木野親之著」より~
人の話を聞くという所作、フリはうまくても、つい自分の意見を話したくなって口を挟んでしまう。
言いたいことはあってもうまく表現できないで悶々としている人や、話を聞いてほしい人への態度は「身と心で見る」ということなのですね。
こういう域にはまだまだ達せていない自分がいます。
相手の言いたいことが分かることは、それだけ相手の心を開かせることであるなら、寄り添う心がまず第一。
広い心でいよう。
それでは皆様、今日も良い一日を!