指導者の三六五日 12月12日 変わったことはないか
指導者の三六五日 12月12日 変わったことはないか
会社を取り巻く環境は目まぐるしく変わっています。
よく会社に行くと、挨拶代わりに
「変わったことないか」
と聞きます。
幸之助は真剣に変化に対して質問をしていました。
しかし、よくよくその態度を観察していますと、変化を先取りする姿勢が大事だと言うことに気づかされました。
変化を知った時は遅れているのです。
~「松下幸之助に学ぶ 指導者の三六五日 木野親之著」より~
「忙しい」
という字は、
「心」
を
「亡くす」
と書きます。
つまり、周りが見えない、目先のことで頭がいっぱいという状況を指します。
これ即ち、変化を見落とすことに繋がります。
ましてや、変化を先取りする姿勢とは言えません。
どんなに忙しくとも360度見渡し変化を察知する、或いは報告を聞き対処できるような心の容量を持つことが経営者には求められます。
それでは皆様、今日も良い一日を!