指導者の三六五日 1月9日 本当に偉い人とは
指導者の三六五日 1月9日 本当に偉い人とは
幸之助は、
「本当に偉い人とは、部下が自分より偉く見える人だと思う」
と言いました。
そして、
「部下を尊敬出来る人は、もっと偉い人やで、木野君、覚えておきや」
と。
その時、初めて人が人を信用し、人に生まれ来た喜びを実感するものです。
美しき人間の心の絆は永遠に光る、と幸之助は、王道の経営を教えてくれました。
~「松下幸之助に学ぶ 指導者の三六五日 木野親之著」より~
「経営者より有能な部下が何人いるかでその会社の価値が分かる。」
つまりその経営者の下には素晴らしい人財が集まり、育ち、そして彼らから尊敬される、という状況をつくっているということです。
社長も一つの役割、と考えるならば、優秀な幹部、社員さんたちが思う存分仕事ができる環境を整え、信頼して仕事を任せることも社長の大きな仕事。
経営実務のみならず、人間的魅力もリーダーには求められています。
その人間的な魅力とは、懐の大きさや気前の良さといったものだけでなく、志とその実現への熱意があることだと思います。
「この人の下で頑張りたい!」
そう思われるリーダーたるために、これからも学んでいきます。
それでは皆様、今日も良い一日を!