指導者の三六五日 1月16日 経営者の理念がすべて
指導者の三六五日 1月16日 経営者の理念がすべて
夢見ることをやめた時、人は生きることをやめた時です。
幸之助は
「失敗から学ぶことが出来れば、その失敗は成功なのだ」
と言っています。
また、
「事業の成功と失敗の境目は、その人の人間性によるものだ」
とも言っています。
経営理念の重要性が叫ばれる所以です。
幸之助は、
「経営理念が確立した時に、その人の事業は半分成功した」
と言っていました。
~「松下幸之助に学ぶ 指導者の三六五日 木野親之著」より~
経営理念の確立とは、成文化できた時ではなくその理念が全社員に共有され、事業活動において実践されている状態を指します。
その状態で事業が進んでいれば、誰もが目指す方向を理解し進むことができ、たとえ逆境に陥っても全員経営で乗り切っていけます。
経営理念とは、単なる美辞麗句の羅列ではなく、魂が宿り皆を奮い立たせ導くものです。
確立には相当の覚悟が必要ですが、そこを目指すことが経営者の本当の役割ですね。
それでは皆様、今日も良い一日を!