「結果だけでは」 指導者の365日より

12月22日 結果だけでは

 

幸之助は結果を大事にした人です。
しかし、経営理念に反する結果を評価しませんでした。
私はファクシミリの開発の時に結果を急ぎました。
大赤字ですから、なんとか良い結果を創ろうと思ったからです。
しかし、どんなに自社に有利なことでも、よく叱られました。
「神が許さん」
という言葉で注意されたこともあります。

 

~「松下幸之助に学ぶ 指導者の三六五日 木野親之著」より~

 

    結果ありきは時として
    本来目指す目的とズレてしまうことがある。

    そうなった時、いかに今ここが正しいのかを
    判断して修正しなければなりません。

    その判断の基準が経営理念です。

    目的を見据えて舵を切る。
    見失ったら声かけ気づかせる。

    組織がそのように動けば
    経営という航海も安泰ですね。