指導者の三六五日 9月19日 任せて任さずということ

指導者の三六五日 9月19日 任せて任さずということ

 

 

幸之助は権限移譲を大切にしていました。

しかし、任せて任さずという考えが、根底にあったのです。

部下の足らざるところは補っていくことで、ものごとは成就するのです。

部下の得意とするところには、全面的に口は出さないが、部下の至らざるを補うのが、上司の大切な役目なのです。

これが、幸之助の「任せて任さず」です。

 

 

~「松下幸之助に学ぶ 指導者の三六五日 木野親之著」より~

 

 

 

仕事を任せるときに大切なのは自主性ですが、中々うまく運ばず相談を受けたときに心掛けているのは「教えすぎない」ということ。

 

何故何故問答を繰り返していると、ぼんやりとでも方向性が見えてくるものです。

 

その先はまた考えてもらう、その繰り返しです。

 

相手の答えには、「何故そう思うの?」

 

相手の質問には、「どうしたらいいと思う?」

 

根気強く、極力相手に考えてもらうように持っていく。

 

そんなことを心掛けています。

 

 

 

コロナ禍なんかに負けてなるものか!

それでは皆様、今日も良い一日を!