指導者の三六五日 6月15日 感情で生きている
指導者の三六五日 6月15日 感情で生きている
通常、人は欲望の赴くまま、感情で生きています。
時には、人間の本質なり、自然の摂理に照らして、何が正しいかということを考えなければなりません。
そうすれば、すべてのものにかけがえのない、命の輝きを見ることができるのです。
幸之助は
「命の輝きがすべてのものを成功へ導く」
と言っています。
~「松下幸之助に学ぶ 指導者の三六五日 木野親之著」より~
自分の行く道が正しいかどうか。
それは、自分だけが幸せになるのか、自分だけでなく周りも幸せになるのか、という尺度で量ってみると判断できます。
自社だけがいい。
もっと言えば、経営者だけがいい。
これでは、経営環境は良くなっていきません。
経営環境という大きな輪の中に自社(自分)が細胞の一部として存在していて、周りの細胞と連携しながら増殖していく。
言わば、アメーバのような展開になっていくのが理想形のように思えます。
自社が核ではあるが、中心ではない。
上から見ればいろんな細胞が動いているが、横から見たら同列。
そういう経営環境が構築できたら、自社だけの経営よりも大きな力を発揮できるのではないか。
良い経営環境とは何か、という問いに対して考えてみました。
コロナ禍なんかに負けてなるものか!
それでは皆様、今日も良い一日を!