指導者の三六五日 4月12日 運命は変えられる
指導者の三六五日 4月12日 運命は変えられる
「木野君、与えられた運命を願った通りに、切り開いていく人生の方が、醍醐味があって面白いで」
幸之助は、単に運命のままに生きることをしませんでした。
どんな過酷な運命に出会っても、自分の意志で切り拓いていったのです。
その切り拓く厳しい過程の中に、生きる歓びを発見していたのです。
すべては生成発展するという信念が、素晴らしい成果をもたらしてくれました。
~「松下幸之助に学ぶ 指導者の三六五日 木野親之著」より~
生成発展するとは。
調べてみると、幸之助翁は
「日に新た」
と言い換えられています。
宇宙・自然・人類すべては日に日に発展をしており、そういう理法の中で生きていると考えればそこに人間の努力の意義も出てくる。
それが自然の理法であり、それに則っていれば必ず成功するようになっている。
「成功しないのはこの自然の理法にのっとっていないからで、 それは自分にとらわれたり、何かにこだわったりして、素直に自然の理法に従うようなことをせんからや」
宗教では
「生成化育発展」
と言う言葉が使われますが、正に、この自然の理法に従い世のため人のために尽す、ということがその理法に則るということなのだと理解できます。
13の徳目4月号のP12にも、「日に新たに」という一節が載っています。
「今日は昨日より新しく、良くする」
今日も心新たに仕事に取り組もう!
それでは皆様、今日も良い一日を!