指導者の三六五日 4月9日 値付けでその会社がわかる
指導者の三六五日 4月9日 値付けでその会社がわかる
値付けでその会社がわかるのです。
価格こそ企業の魂であり、商品の魂です。
「新製品の価格決定の時こそ、『利益に対する考え方』『経営方針』『商品に対する執念』の特訓を受ける最大の試練の場だ」
と教えられました。
幸之助の要求する適正利益は、常に10パーセントでした。
高くてもいけない。安価でもいけない。すべては適正でなければいけないのです。
~「松下幸之助に学ぶ 指導者の三六五日 木野親之著」より
良い値決めと悪い値決めがある。
何故その価格なのか。
あまりにも安易に決めていないだろうか。
それには先ず、目的が必要。
その目的を達成するために計画(目標)があり、計画を立てるには、会社の実態を掴んでいなければいけない。
会社の実情と将来設計を組み合わせてどのくらいの利益が必要なのか。
そして、その商品・サービスで計画通りその利益は得られるのか。
適正とは、正にそのベストバランスだ。
そのバランスが悪ければ会社を経営していけない。
値決めはそれだけ難しいし、真剣に考えなければならない。
それでは皆様、今日も良い一日を!