指導者の三六五日 １２月１５日 変革する

指導者の三六五日　１２月１５日　変革する

幸之助は絶えず変革を続けた人でした。

お金があっても、商売がどんなに繁盛しても、変革の手を緩めることはありませんでした。

ある日、

「木野君な、変えようとすると何でもスムーズにいかん。必ずゴタゴタが起きる。ほとんどの人が穏便に変革しようとするけど、問題を起こすために変革を打ち出すんやで」

と、言われました。

何事も覚悟無くしては成就しないのです。

～「松下幸之助に学ぶ　指導者の三六五日　木野親之著」より～

問題をおそれるのでなく、敢えて起こす。

変えるために。

現状を打破しようと改革を実践すれば、必ず波風が立つ。

それがどんな大波であってもいずれは収まり、荒れた砂地は綺麗にならされる。

しかも余分なものも洗い流してくれる。

荒れたものをそのままにして見て見ぬ振りをして生きるか、敢えて大波を呼び込むか。

自ずと答えは見えています。

ゆるかやらないか。

その時は、やる！

それでは皆様、今日も良い一日を！