指導者の三六五日 12月4日 何のために経営するのか
指導者の三六五日 12月4日 何のために経営するのか
「何のために経営するのかと問われれば、それは経営理念を実現することだ」
と幸之助は言っていました。
「儲けることは大事や。それを忘れてはいかん。しかし儲けが先に来ると、経営はうまくいかないようになっている」
つまり、指導者が志を立てて、理念の実現に向かう過程でその結果として利益が上がるものです。
経営理念の確立が最も大事です。
~「松下幸之助に学ぶ 指導者の三六五日 木野親之著」より~
経営理念もなく、ただただ必死に目の前の仕事に向かう。
創業時はそんな粗削りだが我武者羅で野心に充ちた思いのみが自分を突き動かしていました。
ひと山越えた辺りから目的(立て直し)が事業拡大に変わり、売上追求へと進む。
そしてこの節のように、儲けが先に来てうまくいかなくなる。
志(経営理念)なき経営のなれの果てです。
理念経営の大切さに気付かなければ、今の自分はありません。
紆余曲折はありましたが、志の経営へと導いて下さった多くの助言者と見えない大いなるお力に感謝の日々です。
それでは皆様、今日も良い一日を!