本日の修身教授録 一日一言 5月18日
5月18日 不幸の中にある教訓
不幸というものは、なるほど自分も不幸と感じ、人もまたそれを気の毒、哀れと同情する以上、一応確かに不幸であり、損失であるには違いないでしょう。しかしながら、同時にまたよく考えてみれば、かつては自分が不幸と考えた事柄の中にも、そこには、この人の世の深い教訓のこもっていたことが次第に分かってくるという場合も、少なくないでしょう。【436】
~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より
人の成長は、苦しみや悲しみに向き合い、それを乗り越えていくところになされていく、と解釈いたしました。
その時その時は確かにしんどいし、辛い。
しかし、それに押しつぶされてしまっては、そこから立ち直ることはできず辛いままだ(あきらめ、逃避もそう)。
本当の優しさは、苦しみや悲しみを乗り越えた先に宿る宝。
全ては自身の成長のために現れてくる試練であると受けとめ、乗り越えていこう。