本日の修身教授録 一日一言 4月14日

4月14日 六十以後が勝負

 

 

 人問というものは、自分のかつての日の同級生なんかが、どんな立派な地位につこうが少しもあわてず、悠々として、六十以後になってから、後悔しないような道を歩む心構えが大切です。知事だの大学教授だのと言ってみたところで、六十をすぎる頃になれば、多くはこれ恩給取りのご隠居さんにすぎません。【140】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より

 

 

 

組織に属し地位や肩書が付くと、たくさんの仲間や知り合いが周りに溢れますが、その肩書が外れた途端、連絡もなくなり疎遠になる。

 

これは利害ある付き合いを人望だと勘違いし、人付き合いしてきた結果です。

 

どのような人生を送るかは、地位や肩書が外れてからが勝負ですね。