本日の修身教授録 一日一言 4月11日
4月11日 感激の永続は難しい
諸君らも、かような(注:感動的な)話を聞かされた場合にはそれに感激もし、またその場では一応決心もされるでしょう。しかし一旦その場を去れば、多くはたちまち忘れてしまって、その感激は永続しがたいだろうと思うのです。それというのも、人間というものは、単に受身の状態で生じた感激というものは、決して永続きのしないものだからであります。 【50】
~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より
受け身で生じた感激を、いかに行動目標に置き換えて実践するか。
行動こそ血肉になる術であると解釈いたしました。
「ああ、いい話を聞いた」
これで、何か得た様な気になっている自分を反省しよう。