本日の修身教授録 一日一言 3月23日

3月23日 学問修養には気魄を要す

 

 

 古人は学と言えば、必ず聖人足らんことを志したものです。しからば今日われわれ日本人として、いやしくも学問修養に志す以上、われわれのもつ偉大な先人の踏まれた足跡を、自分も一歩なりとも踏もうと努め、たとえ一足でも、それににじり寄ろうとする気魄がなくてはならぬと思うのです。【316】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より

 

 

 

同じ目指すなら、一番の頂を目指す。

 

気魄(きはく)とは、他に力強く働きかける精神力、とありました。

 

いい加減な高みではなく、最上の高みへ。

 

そこを目指し続けることに意味があるのですね。